2月 24, 2023

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地域産業総合研究所主催で「ブルーカーボンについての講演会」を開催しました(2/28更新)

 2月20日(月)に、八甲田丸(青森市柳川)において、「ブルーカーボンについての講演会」が開催されました。ジャパンブルーエコノミー技術研究組合の桑江朝比呂理事長に基調講演をいただき、海草や海藻による光合成を促進させることが温暖化などの地球規模の環境問題への対策になり得ること、炭素循環だけでなく、それに付随する生物多様性や生態系機能にも高い価値が認められること、最近ブルーカーボンについてもクレジットとしての取引が活発に行われるようになってきたことなど興味深い知見をご紹介いただきました。
 桐原慎二客員教授には、陸奥湾におけるスゲアマモなどの海草に関する研究成果だけでなく、本学生命環境科学コースの卒業研究も含む、太平洋岸におけるマコンブなど海藻に関するブルーカーボン研究の成果も解説いただきました。
 あおもりみなとクラブの志田崇理事には、陸奥湾におけるこれまでの取り組みをご紹介の上、漁業者?非営利団体?企業?行政?大学などが連携して青森県におけるブルーカーボンに関する取り組みを推進するための「あおもりブルーカーボン研究会」設立構想を提案いただきました。
 本事業は360足球直播_uedbet滚球体育-【体育娱乐】&地域産業総合研究所が主催しました。

●2023年2月20日(RABニュースレーダー)
ブルーカーボン研究会 設立へ 温暖化の抑止へ
(現在はリンク切れとなっています。)

(2023年2月22日 掲載)

●2023年2月21日(デーリー東北)
新聞記事はこちらからご確認いただけます。
(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

(2023年2月24日 更新)

第2回英語プレゼンテーション?ワークショップを開催しました

 2月15日(水)、本学多目的ホールにて第2回英語プレゼンテーション?ワークショップが行われ、教職員、本学英語教育関係者、学生が参加しました。このワークショップは、国際学会での研究発表で必要とされる、英語プレゼンテーション能力の向上を目的としており、昨年度に続いて2度目の開催となりました。
 この日は、東京の一般財団法人英語教育協議会(ELEC)のNeil DeMaere氏に本学までおいでいただき、英語によるワークショップが対面で行われました。前半は、DeMaere氏による、聞き手を意識したプレゼンテーションの在り方についてのレクチャーで、約1時間行われました。
 後半は、学部生2名、大学院生2名が自己の研究を英語で紹介しました。質疑応答では、DeMaere先生、及び本学英語ネイティブ非常勤講師の先生方から次々に質問が発せられましたが、学生たちが英語での即答に四苦八苦しながらも最後まで取り組む姿が見られました。
 今後、国際学会での英語による研究発表はますます一般的になると思われます。今回のワークショップへの参加と英語での発表は、学生たちにとって、今後に繋がる貴重な経験になりました。本学では今後も、学生の外国語スキル向上のための取り組みを継続していきます。


(2023年2月24日 掲載)