360足球直播_uedbet滚球体育-【体育娱乐】&5年度入学試験(一般選抜試験(前期)、大学入学共通テスト利用選抜試験(前期)、学業特待生選考試験)の選考結果を掲載しました。
下記リンク先のサイトにて、受験番号、氏名(カタカナ)を入力してご確認ください。
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「海洋学の基礎と未来」今年度最終回が開催されました
1月19日(木)に本学メディアセンターホールにおいて生命環境科学コースの田中義幸教授により今年度の最終回が実施されました。これまでの講義を振り返りながら、改めて海に関する研究は多岐に渡っていることを確認しました。第2回講義においては環境要因に応じた生物の分布範囲の変化の例として小型甲殻類ウミホタルが紹介されました。実際に光る様子を見てみたいという受講生たちの声に応え、最終回ではウミホタルの発光実験を実施しました。実験の様子を撮影した動画はこちらをご覧ください。
来年度のHIT海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」は、2023年5月22日(月)から募集開始致します。来年度も多彩なゲスト講師陣に登壇いただく予定です。本学学生も含め、来年度も多数の学生たちに受講いただけることを期待しています。履修証明プログラムの詳細はこちらをご覧ください。
(2023年2月13日 更新)
海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」、海洋研究開発機構の堀田平 招聘技術統括をゲストに迎えました
1月5日(木)の「海洋学の基礎と未来」は、メディアセンターホールにおいて海洋研究開発機構 堀田平 招聘技術統括をゲストに迎えて実施されました。「海を拓く技術と展望」と題したご講演では、海洋に関連する多岐に渡る技術をご紹介いただきました。
潮汐?海流?波力?海洋温度差?洋上風力を利用した発電について海外の事例も紹介しながら詳しく解説いただき、再生エネルギーの普及を後押しするために海底直流送電により需要と供給のバランスをとる構想も説明いただきました。油田やメタンハイドレート?レアアースなどの海底資源開発、地球温暖化や海洋酸性化への対策としての二酸化炭素海底貯留技術、観測装置を光海底ケーブルで接続した地震?津波観測網などについてもご紹介いただきました。海中?海底探査技術としては、海洋研究開発機構の有人潜水調査船しんかい6500の耐圧殻?浮力材?潜航浮上方法?マニュピレーターなどの各種装備について豊富な画像を用いて解説いただくことが出来ました。
(2022年1月10日 更新)
海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」、海洋研究開発機構の渡邉修一アドバイザーをゲストに迎えました
12月22日(木)の「海洋学の基礎と未来」は、メディアセンターホールにおいて海洋研究開発機構 地球環境部門むつ研究所の渡邉修一アドバイザーをゲストに迎えて実施されました。「海洋の温暖化と酸性化の実態と未来」と題したご講演では、人類による化石燃料の燃焼が地球規模の環境変動を引き起こしていることを、様々な事例を紹介しながら解説いただきました。
2021年にノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎プリンストン大学上席研究員(JAMSTECフェローでもある)の研究成果もとりあげて、1960年代末には「二酸化炭素の濃度が2倍になれば、地球の平均気温が2度上がる」と予測されていたことも解説いただきました。また、様々な地点における水温上昇?海洋酸性化の進行のデータを示しながら、温暖化や酸性化が、海藻?鮭?魚類?翼足類ミジンウキマイマイ?ナンキョクオキアミなどの海洋生物に与える影響についても説明いただき、私たちの食生活が変わる可能性があることについても触れられていました。
(2023年1月4日 更新)
海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」、青森県営浅虫水族館の桃井綾子 サブリーダーをゲストに迎えました
12月8日(木)の「海洋学の基礎と未来」は、本学メディアセンターホールにおいて、青森県営浅虫水族館 飼育展示部の桃井綾子 海獣グループ サブリーダーをゲストに迎えて実施されました。「ゼニガタアザラシの飼育と水族館が果たす役割」と題したご講演では、浅虫水族館がこれまでに行ってきたゼニガタアザラシの飼育実験について詳しくご説明いただきました。
ゼニガタアザラシは日本で唯一の定住性アザラシで、近年ではアザラシによる漁業被害が大きな問題となっていること、アザラシと共存する方法を見つけるために飼育下でしかわからない生態をさまざまな実験で明らかにしてきたことを解説いただきました。5月13日に浅虫水族館で誕生したゼニガタアザラシの赤ちゃん(サツキちゃん)に関する飼育員目線のご紹介もありました。桃井さんにはアザラシの体毛やヒゲなどの標本も持参いただき、学生たちが実際に触れて学ぶ機会も設けていただきました。
(2022年12月27日 掲載)
海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」、笹川平和財団 海洋政策研究所の渡邉敦 上席研究員をゲストに迎えました
12月1日(木)の「海洋学の基礎と未来」は、本学メディアセンターホールにおいて、最近、エジプトで開催されたCOP27(第27回気候変動枠組条約締約国会議)にも参加された笹川平和財団 海洋政策研究所の渡邉敦 上席研究員をゲストに迎えて実施されました。「ブルーエコノミーによる環境?経済?社会のサステナブルな発展」と題したご講演では、海洋の持続性は人類の持続性の基盤になるという新たなパラダイムに関するお話をいただきました。
ブルーエコノミーとは持続可能な海洋経済とも言い換えることができる概念で、海を守りながら利用することで、経済や社会全体をサステナブルに発展させていこうというという考え方がベースにあることを、沖縄県久米島で深層水を利用した取り組みの経済波及効果などの具体例を挙げて解説いただきました。岩手県洋野町のウニの増殖溝内に繁茂したコンブ、ワカメ、スガモ、アマモによるCO2吸収量に対して、渡邉さんが理事を務めるJブルークレジットが最近認証したの国内最大のカーボンクレジットについても詳しく説明いただきました。
●2022年12月13日(デーリー東北)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)
(2022年12月14日 更新)
海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」、東京大学 大気海洋研究所の福田秀樹准教授をゲストに迎えました
11月17日(木)の「海洋学の基礎と未来」は、本学メディアセンターホールにおいて、東京大学 大気海洋研究所の福田秀樹准教授をゲストに迎えて実施されました。「三陸沿岸域における栄養塩動態」と題したご講演では、三陸沿岸の地理的な特徴や窒素を中心にした海中の物質循環に関するお話をいただきました。
植物プランクトンの光合成に不可欠な栄養塩である窒素やリンは海底に沈みやすく、沈んだ栄養塩を海表面に再供給するためには海水温が低くなり、浅い地点の海水と深い地点の海水とが混合する必要があること、岩手県大槌町や八戸市を含む三陸沿岸域では窒素やリンが豊富に含まれる沿岸親潮の影響も受けていることが示されました。海水温や海流の影響を受けて植物プランクトンの生物量が季節的に変化するため、三陸における牡蠣の旬が花見の時期になることも丁寧に解説いただきました。
(2022年12月5日 掲載)
海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」、海洋研究開発機構 土屋正史グループリーダー代理をゲストに迎えました
11月10日(木)の「海洋学の基礎と未来」は、本学メディアセンターホールにおいて、海洋研究開発機構の土屋正史グループリーダー代理をゲストに迎えて実施されました。「有孔虫に残る環境指標から過去や現在の環境?生態?進化を探る」と題したご講演では、単細胞真核生物(原生動物)である有孔虫が様々な海洋環境に適応して時間的?空間的に広く分布していること。だからこそ、過去から現在に至る様々な環境要因の比較検討のために活用されていることが詳しく解説されました。
炭酸カルシウムの殻を持つ有孔虫では、殻が成長する際に取り込まれるカルシウムに対するマグネシウムの比率や、原子量16の酸素に対する少し重たい原子量18の酸素の比率の変化から、周辺環境としての水温を読み取ることができること、海洋酸性化の影響を受けて有孔虫の殻が溶けているという証拠が得られていることなど興味深い研究成果も披露していただきました。
(2022年11月17日 更新)
海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」、東京工業大学 吉開仁哉研究員をゲストに迎えました
10月20日(木)の「海洋学の基礎と未来」は、本学メディアセンターホールにおいて、東京工業大学の吉開仁哉研究員をゲストに迎えて実施されました。「コンピューターシミュレーションの活用と生態学研究成果の政策への反映」と題したご講演では、魚類養殖の影響を受けて減衰したフィリピンの海草群集を対象に、海水流動モデル?水質モデル?生物モデルから構成される数値モデルがどの様に開発されたのか丁寧に説明されました。
時間的?空間的に限られた情報しか得ることができないという、野外調査における環境要因や海草の分布に関する観測の短所をこの数値モデルが補うことにより、魚類の餌料の過剰投与を複数の自治体が協働して抑制すれば水質が改善し、海草の分布が回復するとの予測が示されました。
(2022年10月21日 掲載)
海洋学プログラム「海洋学の基礎と未来」、弘前大学 桐原慎二教授をゲストに迎えました
10月6日(木)の「海洋学の基礎と未来」は、本学メディアセンターホールにおいて、弘前大学 桐原慎二教授をゲストに迎えて実施されました。「マコンブの発生,生長,再生,成熟,群落形成に及ぼす環境因子,特に水温の影響」と題したご講演では、青森県内における数々の大規模実験によって明らかにされた、マコンブをはじめとする海藻の分布に関する重要な知見が披露されました。40名を超える学生たち達がご講演を真剣に拝聴し、活発な質疑応答も行われました。
桐原先生には、今年度より本学の客員教授として地域産業総合研究所 海洋?水産科学研究部門における研究にも取り組んでいただいています。
(2022年10月11日 掲載)
9月22日(木)に、本学メディアセンターホールにおいて、生命環境科学コースの田中義幸教授による「海洋学の基礎と未来」のガイダンスが実施されました。今年度より、弘前大学?東京工業大学?海洋研究開発機構?東京大学?笹川平和研究財団海洋政策研究所?浅虫水族館など学外からも8名のゲスト講演者を迎えるオムニバス講義としてリニューアルオープンしたものです。本学海洋学プログラムの導入科目としてだけでなく、文科省の履修証明プログラムとしても受講生を受け入れています。
講義では、海洋に関する研究は様々な分野を横断して実施されているという具体例が示されました。今年度は、生命環境科学コース、建築?土木工学コース、システム情報工学コース、電気電子通信工学コースなどから40名ほどの多彩な顔ぶれの学生たちが受講する見込みです。
関連記事(2022年6月15日)
履修証明プログラム「HIT海洋学プログラム」に関する記者会見を行いました
(2022年9月26日 掲載)