この度、公益財団法人JKAの機械振興補助事業の2025年度複数年研究に、工学部工学科電気電子通信工学コースの柴田幸司教授が申請したテーマが採択されました。本助成は、機械振興に資する独創的な研究の促進を通じた成果の社会還元を目的とした研究課題に対して、補助されるものです。
採択課題は、「持続可能なスマート農業の発展や土砂災害の防止に寄与する土壌水分の精密計測システムの開発」で、柴田研究室にて20年にわたり検討しているマイクロ波帯における液体の誘電率の測定理論を応用し、昨年度から開発を開始した土壌水分センサにより、インターネットを介した長期間の遠隔計測を可能とするシステムの確立を目的としています。
実施期間は2025年4月1日~2027年3月31日の2年間で、助成金額は総額10,000,000円です。
「地域の発展に貢献できそうな研究テーマが採択されて嬉しい。学生の皆さんと一緒に頑張ります!」とのことです。