岩手県山田町で実施している防潮堤壁画制作プロジェクトについて、1月21日に活動報告会が行われました。
始めにプロジェクトのリーダー、大久保航也さん(感性デザイン学部4年)から活動の概要が説明されました。岩手県の沿岸地域出身である大久保さんは、東日本大震災でのご自身の体験を交えて、今回のプロジェクトの経緯を紹介。まちづくりの活動において、「する側」と「される側」の当事者意識の違いが、活動の質や継続性に影響を与えていると話しました。
その後、プロジェクトのドキュメント映像「震災という名のメルヒェン」が上映されました。学生が町で作業をする様子や、地元の人へのインタビューなどを記録したものです。学生の活動に、多くの方々が温かい目を向けてくださっているのが伝わってきました。
壁画制作は今後も継続することとなっており、来年度の作業再開を予定しています。
(2022年1月24日 掲載)