在学生インタビュー
工学部 工学科 建築?土木工学コース
4年 中村 晟惇 さん
(青森県立八戸工業高校 出身)
経験を積み重ね、一人前の建築士を目指す
大学二年生で「二級建築士」の筆記試験に合格した中村さん。今夏、二度目の製図試験に挑み見事合格を果たしました。青森県内の設計事務所に就職が決まっているそうで、さらなる飛躍を目指しています。 |
?
建築士を目指したきっかけについて教えてください。
― 自分が書いた図面で実際に建物が建つということに憧れがありました。高校も建築科で学び、本学の土木建築工学科(現:工学科 建築?土木工学コース)に入学。より専門的な講義を受けることで、どんどんこの世界にのめり込んでいきました。
印象的な講義はありますか?
― 建築設計など、演習系の講義です。実際に建築士として活躍している方々が講師で、とても刺激を受けました。卒業設計を指導していただいている福士先生もその一人です。現在は、八戸市中心街に映画館を復活させるなら、というテーマに取り組んでいます。
今後の目標などを聞かせてください。
― まずは就職先の設計事務所で経験を積みたいです。二級建築士を取得した本学OBも働いていて、日々刺激を受けられると期待しています。いずれは一級建築士や、関連の資格も取得したいです。自分の考えたものを形にできるよう、成長していきたいと思っています。
?
?
日頃活用している三角定規など
工学部 工学科 建築?土木工学コース
4年 相馬 健人 さん
(青森県立青森工業高等学校 出身)
将来は、大規模工事を担う技術者に
今夏「1級土木施工管理技士補」の試験に合格した相馬さん。卒業後は建設会社に就職し、現場監督として経験を積む予定だそう。試験のことや今後について、お話を聞きました。 |
?
「1級土木施工管理技士補」の資格試験について教えてください。
― 大規模な工事現場で技術者を務めるには、「1級土木施工管理技士」という国家資格を持っている必要があります。第1次検定と第2次検定の二段階があり、今回前者に合格しました。今後、実務経験を経て第2次検定に挑戦したいと考えています。受験のきっかけは、就職活動をする上で周囲に進められたからです。就職後、即戦力として働けるよう自分でも資格が必要だと感じていました。普段の授業を参考にしたり、過去問を解いたりと、万全な対策をして試験に臨みました。
元々土木系の分野に興味があったのでしょうか?
― 幼い頃から釣りが趣味でよく漁港に足を運んでいました。最初はただの釣り場という認識しかなかったのですが、学年が上がるにつれて堤防や消波ブロックに目が向くように。それらが街を守るものだと知り、土木分野に興味を持ちました。工業高校に進学し、「2級土木施工管理技士」の資格を取りました。360足球直播_uedbet滚球体育-【体育娱乐】&に進学したのは、より専門的に学んで知識を深めたいと思ったからです。
今後の目標などを聞かせてください。
― まずは、現在取り組んでいる卒業研究をしっかり形にしたいです。北海道周辺での洋上風力発電の可能性に着目した研究です。流氷から構造物を守るという観点で実験を進めています。データの分析など大変なこともありますが、今後に活かせる経験だと思います。就職してからは、いち早く仕事を覚えて現場で活躍したいです。
工学部 工学科 建築?土木工学コース
4年 李沢 達弥 さん
(360足球直播_uedbet滚球体育-【体育娱乐】&第一高等学校 出身)
父の背中を追って、憧れの建設業界へ
大学2年次に「二級建築士」の試験に合格した李沢さん。卒業後は大手ゼネコンに設計職として就職が決まっているそう。試験のことや今後について、お話を聞きました。 |
?
まずは、建築士を目指したきっかけを教えてください。
― 建設業界で現場監督を務める父の姿に、幼い頃から憧れていました。同じように現場で活躍する人になりたいと思ったのがきっかけです。そのために、やはり建築士の資格は必須だと考えていました。
「二級建築士」の資格試験について、どのような対策を行いましたか?
― 自分でテキストを購入して勉強しました。学科は約8か月、製図は約5か月かけて繰り返し対策を行いました。製図については、資格取得に特化した学習施設にも通いました。試験には、大学での講義や高校時代に学んだ専門知識も活きたと思います。
今後の目標などを聞かせてください。
― 大学卒業後、一級建築士の試験が受験可能になるので、その合格を目指しています。もうすぐ対策を始めるところです。将来は、公共施設などの大規模な建設に関わりたいと考えています。その一歩として、卒業研究では地元飲食施設の改装をテーマに取り組んでいます。
工学部 工学科 電気電子通信工学コース
3年 新山 耀彩 さん
(360足球直播_uedbet滚球体育-【体育娱乐】&第一高等学校 出身)
目指すは “通信技術のスペシャリスト”
昨年5月、大学2年次に合格率約30%の「電気通信の工事担任者 総合通信」の資格を取得した新山さん。この資格を持っていると、電話回線やインターネットなどデジタル通信を用いた光ファイバー回線の工事を担うことができます。 通信分野の知識をさらに深め、より高みを目指す新山さんにお話を聞きました。 |
?
「電気通信の工事担任者 総合通信」の資格について、受験のきっかけを教えてください。
― 高校時代、電子通信コースで学びながら「工事担任者 第二級デジタル通信」の資格を取得しました。このころから通信技術に興味があり、大学ではさらに大規模なシステムの接続工事を担える、難易度の高い資格に挑戦したいと考え、「総合通信」の受験を決めました。
どのような試験対策を行ったのですか?
― テキストを購入し、ひたすら読み込み法規などを頭に入れました。過去問は、平成25年度までさかのぼって解きました。これは、出題の傾向を把握するのにとても役立ちました。
通信技術分野の魅力はどのようなところでしょうか?
― 動画などの情報を一瞬で地球の裏側に伝送できる通信システムに魅力を感じています。最近は5GやIoTなど、通信技術は生活の身近なところに存在します。大学ではそれらを深掘りすることができ、日々充実しています。
今後の目標を聞かせてください。
― 7月に「電気通信主任技術者 伝送交換」の資格試験を控えていて、その勉強に力を入れています。すでに「総合通信」を取得しているので受験科目が免除になるメリットも活かして、合格を目指しています。また、携帯電話基地局の設置や操作ができる「第一級陸上特殊無線技士」の資格取得も視野に入れています。本学が認定校になっていることから、所定の単位を修得すれば卒業後、総務省から直ちに交付される資格です。これらの勉強と普段の講義を通じてさらに知識を深め、将来は資格を活かして通信技術分野の企業で活躍したいと考えています。